看護師としての自分の経験や実務能力をアピールできるものです。
ですが、書き方を間違えてしまうと、かえってマイナスな印象を与えてしまうこともあります。
看護師のみかたでは、あなたの経験がしっかりと伝わる職務経歴書の上手な書き方を解説していきます!
職務経歴書は、応募者自身にとっても意味のあるものです。
職務経歴書を作成することは看護師としてのキャリアを振り返り、自分のアピールポイントを再発見することにもつながるでしょう。
この記事があなたの転職のお役に立ちますように!
転職を成功に導くための職務経歴書の書き方
看護師の転職ではあまり多くはないですが、企業が設立した病院などでは職務経歴書の提出を求められることがあります。
職務経歴書を求める病院は、応募者の実務経験やスキルを詳しく知りたがっています。
つまり即戦力として求めている場合が多いのです。
中でも特に評価してほしいところは詳しく説明するなど、自分の強みをアピールできるように工夫するといいでしょう。
職務経歴書の提出が必要ない場合でも、アピールできるキャリアがある人は、用意した方が良いでしょう。
これまで積み重ねた経験や得意な看護技術を存分にアピールし、自分を売り込むつもりで作成しましょう。
職務経歴書の書式は原則自由。コンビニなどで買える市販のものでもいいですし、
パソコンで自作しても大丈夫です。
日付
「記入した日付」ではなく「提出する日付」を記入します。
郵送するなら差出日、面接の際などに持参するなら当日の日付です。
POINT
年号は和暦(昭和・平成)で学歴・職歴欄とそろえて書きましょう。
職務経歴
職務経歴欄には、これまでの勤務先、配属先、ポジション、今までの業務内容と期間、保持専門知識やスキル・経験、
などを時系列で古い順に記載します。
マネジメント経験は、業績管理の手法や担当した企画の内容のほか、
マネジメントしていた人数やその業務内容、部署やチームの実績なども具体的に書きましょう。
業務の内容については、分類ごとに箇条書き等にして、1つの文章を短くすることが読みやすくなるポイントです。
POINT
看護研究、業務改善、マネジメント経験、専門知識のアウトプット経験などアピールポイントは優先して記載しましょう。
年号は和暦(昭和・平成)で書き、法人の正式名称は略さないで書きましょう!
免許・資格
上から順に、取得した時期の古いものから、略称ではなく正式名称で記入します。
少しでも仕事に活かせそうなものは記入して、できるだけ多く出すとよいでしょう。
ただし、あまりにも仕事と関係性が薄いものや、英検3級や珠算4級のような、あまり級位の高くないものは却って書かない方が無難です。
「免許・資格に関する特記事項」にはその資格がどう業務に役立つか、またはどうして取得したかなどを書きアピールをしましょう。
POINT
✕「自動車免許」
〇「普通自動車第一種運転免許」 など
年号は和暦(昭和・平成)で書きましょう。
志望動機
あなたの経歴や長所・短所などに目を通してきた面接官は「どうしてこの人は当院に応募してきたのだろう?」と思うことでしょう。
あなたの意欲と熱意を具体的に採用担当者に伝えられる志望動機の欄は、履歴書の中でも特に重要な項目です。
空欄はもってのほか、「貴院に将来性を感じたため」といった抽象的な理由や、
どこかで聞いたようなありきたりなものも低い評価を受けてしまいます。
自己PR
できるだけ、応募先にふさわしいキャラクターを意識して書くと効果的です。
経歴や事実を羅列しただけのもの、「協調性がある」「忍耐力がある」といった抽象的な言葉だけでは不十分。自分の経験、体験を交えて長所をアピールしつつ、転職後の職場でどのように活かすことができるのか、どんな看護師になっていきたいのかなどを具体的に書くようにしましょう。
POINT
「旅行が好きで沢山の国に行ったことがります」
「料理が得意でよくほめてもらえます」など